先日あるお客様で弊社の固定砥粒を評価頂くことになり、固定砥粒専用のクーラントを
送ったところこのクーラントのBrixの値を教えてとのこと。

Brix??国際会議(BRICS)??恥ずかしながら初めて聞く名前だったので、
ひとまずクーラントメーカー様に確認すると糖度値は2.3との回答がきました。
Brix値で聞いたのに糖度値??もう訳がわかりません!
自分の勉強不足を痛感しつつ、ひとまず調べてみることにしました。

・Brix値とは
調べてみるとBrix値とは屈折計(糖度計)を使用し計測される値のようで
糖度値=Brix値 ということのようです。
ただし、糖度計と言うように糖度を測るための値のため、
クーラントの場合は屈折計で測定したときの値(Brix値)が絶対値濃度とはならないようで、
絶対値濃度を求めるには換算係数を出す必要があるとのことでした。

・換算係数とは
換算係数??またわからない言葉が出てきました。調べたところ
「対応するものを等号で結び、左右の項を互いに割ることによって作った係数」とのこと。
正直何を言っているのかよくわからなかったのですが換算係数計算方法も書かれており、
それによると 「実際の濃度÷Brix値=換算係数」とのことなのでとりあえず計算してみました。
弊社クーラントは通常10%濃度で水に希釈し使用するので実際の濃度を10%として
Brix値を入れ込み換算係数を求めると
10.0÷2.3≒4.35 換算係数は約4.35だということがわかりました。

また、上記の計算式を入れ替えると実際の濃度=換算係数×Brix値となるため
換算係数とBrix値がわかれば実際のクーラント濃度を把握することができます。
普段の加工においては通常白い線あたりまでクーラントを作製し評価を実施するのですが、
使用しているうちに蒸発などでみるみる減っていきます。
加工が終了し放置してしまうと枯渇状態になってしまうことも・・・(汗)

このようにタンク内のクーラントが蒸発やその他の要因などによって減った際には
10%濃度にしたクーラントを追加したり、水だけを追加したりとあんばいで追加しており、
果たして濃度は濃くなっているのか薄くなっているのか正直気になっておりました。
今回このような機会を得られたことで実際の濃度を測定する方法を知ることができ、
今後はお客様同様に濃度管理にも気を配り評価を行っていく必要があると感じました。
早速、糖度計の購入に向けて調査していきたいと思います。
