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クラッシュ(ガシャ)技術用語解説

研削研磨における「クラッシュ」「ガシャ」とは?
加工中になんらかの原因により加工物、もしくはキャリアや加工ツールが損傷する現象を指します。

原因は多岐に渡ります。
★単純な確認ミスの可能性
・キャリアもしくは治具にワークがしっかりと入っていなかった。
・キャリア・治具が適切ではない(ワークとのクリアランス等)
・異物が混入していた
・オーバーハング量

★加工条件の可能性
・ワーク表面粗さと砥粒粗さが合っていなかった(極端な加工抵抗増によるクラッシュ)
・極端な荷重と回転数(ワークの状態による加工条件の調整)
・定盤、お皿が適切な形状ではなかった。

等、色々な可能性の中で必ずクラッシュには原因があります。

クラッシュによる影響
・砥石他、関連資材の損傷
・生産ストップ
・清掃
・加工作業者への安全リスク

クラッシュを生産現場で最も避けたい現象の一つです。

~会話例

新人:さて、機械動かして休憩するか…ポチッ。
新人:休憩行ってきまーす!
先輩:まてまてまてまて、稼働直後は機械の動きを見てて欲しいんだ。
新人:なぜですか?あとは定寸で止まりますし、タイマーで時間も測ってるのでそれまでには戻ってきます。
先輩:お、それは偉いね。ただすべての確認は100%自信がある?絶対にミスしてない?
新人:キャリアもワークも全て確認してますけど、100%か?と言われると自信はないです。
先輩:そうなんだよ、もしそこでミスが起こってたら「クラッシュ」に繋がるんだ。
先輩:君が帰ってきて機械もワークも粉々になってたら大問題だろ?しかもその時見てなかったとなったら…
新人:確かに…それは怖いです‥
先輩:だからせめてメインのプログラムに入るまでは様子を確認して欲しいんだ。
先輩:何か異変があればそれは必ず音や振動で現れるからね。
新人:なるほど、分かりました!

 

ちなみに2010年に自社で接着剤テストをする為にクラッシュを起こしてテストした動画です。
生産現場でこうなったら…。

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