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比重とは?密度との違い、水4℃!?

比重とは?

比重とは、ある物質の密度(単位体積あたりの質量)と、基準となる物質の密度との比率です。
基準物質には、固体・液体の場合は「水(4℃)」、気体の場合は「空気」が用いられます。
比は重さの割合であるため、比重に単位はありません。

比べる重さと書いて比重…比べる相手は水や空気であると。

私が文系だからなのか全然ピンと来ないんですよね。
なんとなく比重は重い。と同義語的な感覚です。

ので、今回は「比重」を深堀します!
これを読み終わるころには貴方も私も比重masterになっている事でしょう!

比重とは?

比重とは、
同じ体積で比べたとき、水の何倍の重さがあるか」を表す数字です。
例えば、

  • 水・・・比重1.0
  • アルミ・・・約2.7
  • 鉄・・・約7.8
  • タングステン・・・約19.3

つまり、同じ大きさの箱を用意したとき、鉄は水の約7.8倍重く、
タングステンは約19倍も重いということになります。
これ誰がどうやって調べたんだ…

※ちなみに調べ方はこちら

密度と何が違うの?

比重って、密度じゃないの?
実は私もそう思いました。
密度は「1㎤あたり何gあるか」という実際の重さです。

例えば水は1g/㎤
鉄は約7.8g/㎤

と単位があります。

一方、比重は水を1とした倍率なので単位がありません。
つまり

  • 密度・・・7.8g/㎤
  • 比重・・・7.8

ほぼ同じ数字ですが、意味は少し違うんです。

なぜ水が基準になっているのか?

これも疑問でした。
鉄を基準じゃダメ?
アルミじゃダメ?

答えは、
昔から一番身近で、世界中どこでも手に入りやすい物質だからとの事。
そしてもう一つ。実は水は4℃のとき、一番密度が高くなる(安定する)という性質があります。

いやいや待ってくださいよ。4度って何よ…

0℃じゃないの?

であればその4℃を0℃に設定すれば良かったのでは?
温度は0℃を基準で比重は4℃を基準とか(笑)
完全な設計ミスでしょ、温度は考えたのは確かセルシウス(笑)

平均線膨張係数/光学・技術用語解説

と思って調べますと…
セルシウス温度と比重は目的が違う。
セルシウス温度…生活に適した温度設定
0℃なら、凍る。
100℃なら沸騰する。

一方比重…
科学者が正確に測る為の基準。
水は温度によって重さ(密度)が変化するのは皆さまご存じの通り。

温度が高いと密度は小さく(軽く)なる。
焼酎のお湯割りの作り方がこれですね、お湯を先に入れて焼酎を後から注ぐ。
お湯が軽く、焼酎が重いので、下にあるお湯が上へ押し上げられて混ざる事を利用してると。
水割りの場合は逆です。焼酎を先にいれてから水です。
※飲みの席でウンチクオジがいると思うのでこれは覚えてください!

あれ?氷は…?
氷って水に浮いてるんだけど…

という所で調べますと

100℃(軽い)→50℃(重くなる)→20℃(更に重くなる)→4℃(一番重い)
4℃(一番重い)→2℃(少し軽くなる)→0℃(もっと軽くなる)

こうなる訳ですね!もしかしたら小学校で習う事かもしれませんが、私今知りました…。

研削研磨ではなぜ比重が重要なのか?

研削・研磨では、比重は意外と身近な言葉、数値です。
例えば

  • 砥粒が沈みやすいか(沈降しやすい場合は攪拌や添加剤を変更する必要あり)
  • 凝集剤で沈降する速度(凝集剤は粒子をまとめて重くし、沈みやすくしています)
  • ワーク重量の計算(アルミと鉄では同じ大きさでも重さが違う)
  • 材料の判別(製品に求められる軽さ)

など、現場では「重い・軽い」ではなく比重で考える場面が多くあります。

研削主任のまとめ

最初は「比重って重さのことでしょ?」
と思っていました。でも調べてみると、
密度との違い、水が4℃なのはなぜか、氷が浮く理由まで全部つながっていました。

技術用語って、意味だけ覚えてもすぐ忘れるんですよね。

「なんで?」を一つ解決すると、一気に記憶に残る。

という所で今回私は「比重」を覚えました!

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