安定加工 技術用語解説

安定加工 技術用語解説

ワークを研削・研磨加工する際に、常にある一定の範囲内にて加工量が安定し加工継続・連続加工できる状態。
切り止まり/目潰れ等が発生しない為、目立て目的のドレス等を使用する必要がない状態。

 

会話例:

先輩職人(研削研磨の経験者): 「新人くん、このワークの研削を担当するけど、安定加工の重要性を理解してるかな?」

新人(研削研磨の新入り): 「ええと、安定加工って何ですか先輩?」

先輩職人: 「安定加工とはね、ワークを加工する時に、加工量が一定の範囲内で安定して継続している状態のことだよ。これが出来ればワークに与えるダメージも最小限で済むんだ」

新人: 「なんでダメージが最小限になるんですか?」

先輩職人: 「自分が手術を受ける時に、良く切れるメスと全然切れないメスとどっちを使って欲しい?」

新人: 「良く切れるナイフです」

先輩職人: 「なぜだ?」

新人: 「切れなくて押し付ける力が強くなったり、切り口が滑らかでなく雑な切り口になりそうだからです」

先輩職人: 「そうだ、ワークに対しても同じ目線だ。常に切れる状態じゃないと無理やり引っ掻いて切る事になるんだ。」

新人:「引っ掻いて切る…だと予期せぬダメージも入りそうですね!」

先輩職人:「そうだ、常に同じ状態で、同じワークを作り上げるのが我々の仕事だから安定加工は必須なんだ」

 

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