削る・磨く・原理-結果や理論は後からついてくる?

削る・磨く・原理-結果や理論は後からついてくる?

こんにちは、LINE@担当のKです。

最近研削研磨の疑問部屋が設置され、色々な情報や考え等を
研削研磨.comさんが暴走?しながらお伝えしていますが、
いかがですか?

私は正直笑いながら見ています。

いい意味でですよ(笑)

今日は研削研磨の考えるポイントについてです。

考えるポイントとは何か

まずは、これです。

今日は研削をメインにお話ししますが、お客様が求めていることって
何でしょうか?

Rate(レート)とか粗さとかコストとかいろいろありますがあなたは
どうですか?

私たちはお客様が「困っていること」を解決するために日々研究開発を
行っていますが、正直困っていないお客様がほとんどなんです。
と言うより実際解決するポイントはこれかなぁと思うことがあります。

「めんどくさい」「時間がかかる」

もちろん他にもたくさんありますが、上げるときりがありません。
なぜこんな考えを持つかと言うと

すでに確立している工程がある

からなんですよね。
生産現場などでは特に「今」を「変える」ことにとても抵抗があります。
それはできるかどうかの不安があり、できなかった場合に対応できないなどです。

なので大体の流れは

これどうにかなる?
⇒こんな方法がありますよ!画期的でメリットたくさんあります
⇒じゃあやってみて…(よっぽどじゃないと変えないし期待してないけどね)

こんな感じです。
ここで大事なのは「今」何がめんどくさいのか、変わったら助かるのは何かです。

とは言え、「今以上の結果」が必須であることは大前提なのがつらいところ。

出来るとわかると理由が求められる

ここが今日一番伝えたいポイントですが、現在遊離砥粒で加工を行っている人が
固定砥粒で今以上の結果が出るとわかると、理由を知りたくなるのが技術者の本音。

出来なかったことを考えるのが研究開発者の本音です。

でも理屈通りに事が運ぶことなんて滅多にないです。
それでもできてしまうことがあります。そして…

なぜできたかを考える

なぜできたかを考えるのはなぜ?
そこには想定はあっても理屈が無い場合が多いからです。

例えば100種類の靴があり一番速く走れる靴を探します。

それが見つかったとしてそれは結果と理論どちらが先か…
テストの方法としては100種類を試すのではなく

1.ある程度のグループを作る
2.グループからいくつか試す
3.結果を見て一つのグループに絞る。
4.発見!!

この発見が最後ではなく、発見した経緯やグループの傾向から
より良いものが研究され開発されます。

今までの研究があるからこそ比較的早く結果にたどり着くことが
出来ますが、結局は

結果から原因を考える

事が多々あります。
不思議なことにふと結果が出たとしても、理屈はいくらでも出てきます。そして

理屈は近いうちに覆される

これにつきます。
なんせ見えない世界・想像の世界のことですからね。

チャレンジ精神が現状を変える!

結局言いたいのは、新しいことを取り入れるのはとても勇気がいることですが
やってみないと物事は変わらないと言うことです。

やってみる勇気
やらせてみる勇気

そして聞く勇気

知らないことに取り組むときに色々とイメージしたりしますが、想像の世界から
飛び出すことはできません。
それはただ考えているだけだからです。

そこにはそこのプロがいるので、疑問に思ったら聞いてみることが大事です。

それが答えをえる近道であり、現状を変えるきっかけになります。
困ってなくても疑問があれば聞いてください。

LINEだと担当者と直接やり取りが出来ます。

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